OBSの仮想カメラ機能の使い方|Zoom・Discordでアバターを表示する

OBSの仮想カメラ機能の使い方|Zoom・Discordでアバターを表示する 配信のはじめ方

OBSで作った配信画面(アバター映像やオーバーレイを重ねた画面)を、Zoomの会議やDiscordの通話にそのまま映したい——そんな時に使うのが「仮想カメラ」機能です。追加のソフトなしで、OBS単体で実現できます。

OBS Studioのメイン画面
OBS Studioのメイン画面(画像: Wikimedia Commons, CC0, by DidierFuze)

この記事で分かること

  • 仮想カメラでできること
  • 仮想カメラを開始する手順
  • 他のアプリ側でOBSの映像を選択する方法

仮想カメラでできること

OBSの「仮想カメラ」を使うと、OBSのプログラム画面(実際に配信・録画される映像)が、PC上では「1台のWebカメラ」として他のアプリから認識されるようになります。これにより、VTuberアバターやゲーム画面を重ねた映像を、Zoom・Discord・Google Meetなどでそのまま使うことができます。


仮想カメラを開始する手順

1

OBSでシーン・ソースを普段の配信同様に準備する
アバター映像やオーバーレイなど、映したい内容を先に組んでおきます
2

OBSの「コントロール」パネルにある「仮想カメラ開始」をクリック
3

Zoom・Discordなどのアプリを開き、カメラの選択画面で「OBS Virtual Camera」を選ぶ
アプリごとに「設定」→「ビデオ」などの項目にカメラ選択欄があります
4

OBS側のプログラム画面が、そのままアプリの映像として表示されることを確認する

活用例

  • Discordの通話画面にVTuberアバターを表示しながら雑談する
  • Zoomでのオンライン会議・面談で、名刺代わりのテロップやロゴを重ねた映像にする
  • 友人・視聴者との企画で、OBS側で作ったレイアウトをそのままビデオ通話に流用する

仮想カメラで、うまくいかないとき

アプリ側に、OBS Virtual Cameraが出てこない

アプリが、仮想カメラの開始より前に、カメラ一覧を読み込んでいる状態です。

主な原因:OBSで仮想カメラを開始する前に、ZoomやDiscordを起動している

対処法:

  • OBSで「仮想カメラ開始」を押してから、アプリを起動する、または再起動する
  • アプリのカメラ設定を開き直して、一覧を更新する
  • OBSを再起動して、もう一度開始する

映像は出るが、相手に声が届かない

仮想カメラは映像だけを送り、音声は含まれないためです。

主な原因:アプリ側のマイク設定が、意図したデバイスになっていない

対処法:

  • アプリのマイク設定で、使いたいマイク(またはミキサーソフトの出力)を選ぶ
  • OBSの音をアプリに送りたい場合は、仮想オーディオのソフトが必要です(音声ミキサーソフトの使い方)

仮想カメラは、OBSの出力を、そのままカメラとして使う機能です。OBS側の画面づくりは配信画面のレイアウトデザインの基本、アバターを映す場合はOBSで背景透過・グリーンバックなしで配信する方法が参考になります。


よくある質問

Q. 仮想カメラを使うと配信への負荷は増えますか?

A. 多少の負荷は増えますが、通常のPCであれば大きな問題になることは少ないです。配信と仮想カメラを同時に使う場合は、念のため配信映像のカクつき・遅延・配信落ちの原因と対策の内容も確認しておくと安心です。

Q. 仮想カメラがアプリ側の一覧に出てこない場合は?

A. OBSを一度再起動する、アプリ側のカメラ一覧を再読み込みする(アプリの再起動)といった対処で表示されるようになることが多いです。

関連記事:OBSのホットキー設定

関連記事:音声ミキサーソフト


まとめ

  • OBSの仮想カメラ機能を使うと、配信画面をそのままZoomやDiscordのカメラ映像として使える
  • 「仮想カメラ開始」ボタンを押すだけで、追加ソフトなしですぐ使える
  • アプリ側のカメラ選択で「OBS Virtual Camera」を選べば映像が反映される

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