「口の動きと声がズレている」「配信画面ではゲーム音より少し遅れて自分の声が聞こえる」——こうした音ズレ(音声と映像の同期のずれ)は、原因の切り分けが少し特殊です。ここでは配信ソフト側でできる対処法を中心に、原因別にチェックしていきます。
この記事で分かること
- 音ズレが起きる主な原因
- OBSの「音声オフセット(同期のずれ)」設定の使い方
- ゲーム音とマイク音、どちらがズレているかの見分け方
まず「何と何がズレているか」を切り分ける
- 自分の口の動きと声がズレている:Webカメラ映像とマイク音声の同期ずれ(配信者側の画面で気になるケース)
- ゲーム画面とゲーム音がズレている:キャプチャーボードやゲーム音声取得の遅延
- 視聴者側でだけズレて聞こえる:配信サイト側の配信遅延・視聴者の再生環境が原因のことが多く、配信者側の設定では直せません
OBSで音声のタイミングを調整する
OBSには、音声ソースごとに再生タイミングをずらせる「同期オフセット」という機能があります。
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音声ミキサーで、ズレている音声ソースの歯車アイコンをクリック
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「プロパティ」ではなく「音声の詳細プロパティ」を開く
「編集」メニューまたはミキサー上部のオプションから開けます
「編集」メニューまたはミキサー上部のオプションから開けます
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該当ソースの「同期オフセット」に、ミリ秒単位で数値を入力
音が早く聞こえる場合はプラスの値、遅れて聞こえる場合はマイナスの値を試します
音が早く聞こえる場合はプラスの値、遅れて聞こえる場合はマイナスの値を試します
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実際に配信・録画しながら微調整し、違和感がなくなる値を探す
一度に大きく動かさず、50〜100ms単位で少しずつ調整するのがコツです
一度に大きく動かさず、50〜100ms単位で少しずつ調整するのがコツです
その他に疑うべき原因
- PCの処理負荷:CPU・GPUの負荷が高いと、映像処理が音声処理より遅れてズレが発生しやすくなります。配信映像のカクつき・遅延・配信落ちの原因と対策も参照してください
- キャプチャーボードの遅延:キャプチャーボードを通した映像は、PCで処理するぶん少し遅れて届くことがあります。マイクの声とゲームの映像がずれるときは、OBSの[オーディオの詳細プロパティ]にある「同期オフセット」で合わせます(つなぎ方はキャプチャーボードの繋ぎ方とパススルーとは)
- Bluetoothヘッドホン・マイクの遅延:Bluetooth接続は有線接続に比べて数十〜数百ミリ秒の遅延が発生しやすいため、配信用途では有線接続の方が音ズレが起きにくくおすすめです
よくある質問
Q. 録画データだけ音ズレしていて、配信中は気にならない場合は?
A. 録画のエンコード処理の負荷が原因のことが多いです。録画の画質設定を少し下げる、保存先をSSDに変更するなどで改善することがあります。
Q. 同期オフセットの値を入れても直らない場合は?
A. 音声ソースが複数ある場合、どのソースがズレの原因か切り分けられていない可能性があります。一つずつミュートして原因のソースを特定してから調整してください。
関連記事:配信の音量バランスの目安
関連記事:OBSで配信と録画の音声を分ける方法・OBSのオーディオフィルター(ノイズ抑制・コンプレッサー)の設定方法
まとめ
- まず「何と何がズレているか」(自分の口と声か、ゲーム画面と音か、視聴者側だけか)を切り分ける
- OBSの「同期オフセット」機能で、音声ソースごとに再生タイミングをミリ秒単位で調整できる
- Bluetooth接続は音ズレの原因になりやすいため、配信用途では有線接続がおすすめ


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