配信中に突然「キーン」という耳障りな音(ハウリング)が鳴るのは、多くの配信者が一度は経験するトラブルです。原因さえ分かれば、設定の見直しだけで再発を防げることがほとんどです。
この記事で分かること
- ハウリングが起きる仕組みと主な原因
- 今すぐ止める方法と、根本的な予防策
ハウリングが起きる仕組み
ハウリングは、スピーカーから出た音をマイクが拾い、それがまたスピーカーから出力される……という音のループが発生することで起こります。マイクとスピーカーの位置関係、音量設定が主な原因です。
今すぐ止める方法
最も早く止まる方法です
配信を止めずに一時的に対応したい場合はこちらを先に行います
① スピーカーとマイクが近すぎる
最も基本的な原因です。特にコンデンサーマイクは感度が高く、スピーカーの音を拾いやすい傾向があります。
主な原因:スピーカーとマイクの物理的な距離が近い、マイクがスピーカーの方向を向いている
対処法:
- ヘッドホン・イヤホンでの音声モニタリングに切り替える(最も確実な対策)
- スピーカーを使い続ける場合は、マイクをできるだけスピーカーから離し、向きも逆にする
- 単一指向性のマイクを使い、指向性の低い(音を拾いにくい)方向にスピーカーを配置する
② OBS側の音量設定が高すぎる
マイクの入力音量、またはモニター出力音量が高すぎることで、少しの回り込みでもハウリングしやすくなります。
主な原因:ゲイン・音量の上げすぎ
対処法:
- OBSの音声ミキサーで、マイクの音量が適正範囲(黄色〜緑)に収まっているか確認する
- 「音声モニタリング」機能を使っている場合、モニター音量も下げてみる
ハウリングと、エコーの違い
似た現象に「エコー」があります。ハウリングは、音が輪になって増え続け、「キーン」と鳴るものです。エコーは、自分の声や相手の声が、少し遅れて繰り返し聞こえるもので、通話ソフトで起こりやすい現象です。
| 症状 | 考えられる原因 | まず試すこと |
|---|---|---|
| 「キーン」と鳴り続ける | スピーカーの音をマイクが拾い、ループしている | スピーカーの音量を下げる。ヘッドホンに切り替える |
| 自分の声が遅れて聞こえる(エコー) | OBSの音声モニタリングや、通話ソフトの音が戻っている | 不要なモニタリングをオフにする。通話ソフトのスピーカー設定を確認する |
| ヘッドホンでも「シャー」と鳴る | ヘッドホンの音漏れを、マイクが拾っている | 音量を下げる。密閉型のヘッドホンにする |
再発を防ぐチェックリスト
- 配信中は、ヘッドホンで音を聞く(スピーカーを使わない)
- マイクは、口元に近づけて、ゲインを必要以上に上げない(配信の音量バランスの目安)
- OBSの音声モニタリングは、必要なソースだけにする
- 通話ソフトの入力・出力デバイスが、意図したものか確認する(Discordの通話音の設定方法・音声ミキサーソフトの使い方)
よくある質問
Q. ヘッドホンを使っているのにハウリングします。なぜですか?
A. ヘッドホンの音漏れが大きい機種や、音量を上げすぎている場合、マイクがヘッドホンからの音漏れを拾ってハウリングすることがあります。密閉型のヘッドホンに変える、音量を下げるといった対策が有効です。
Q. 配信ソフトのノイズゲート機能はハウリング対策になりますか?
A. ある程度は効果があります。無音時にマイクの入力を自動でカットする機能なので、静かな状態でのハウリングの再発を防ぎやすくなります。ただし発声中のハウリングそのものは防げないため、根本的にはスピーカーとマイクの配置見直しが必要です。
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まとめ
- ハウリングはスピーカーの音をマイクが拾う「音のループ」が原因
- 今すぐ止めるにはスピーカーの音量を下げるかミュートする
- 根本対策はヘッドホンでのモニタリングへの切り替えが最も確実


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