マルチ配信(複数プラットフォーム同時配信)のやり方

マルチ配信(複数プラットフォーム同時配信)のやり方 配信のはじめ方

「YouTubeとTwitch、両方に配信したい」「視聴者がどちらに集まるか様子を見たい」という場合に使われるのが、複数の配信サイトへ同時に配信する「マルチ配信(サイマル配信)」です。マルチ配信を実現する2つの方法と、それぞれのメリット・注意点を見ていきます。

OBS(配信ソフト)中継サービス/直接出力Restream等 or OBS複数出力YouTube・Twitch等複数サイトへ同時配信
マルチ配信の全体像

この記事で分かること

  • マルチ配信を実現する2つの方法の違い
  • OBS単体でマルチ配信する場合の注意点
  • 中継サービスを使う場合の注意点

方法1:OBSから複数の配信サイトに直接配信する

OBS Studioは標準機能として、1つの配信に対して複数の出力先(配信サイト)を設定できます。「設定」→「配信」で、配信サービスごとに「カスタム」を選び、各サイトのサーバーURLと配信キーを登録することで、複数サイトへ同時に映像を送信できます。

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各配信サイトの管理画面で、配信用のサーバーURLと配信キーを控える
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OBSの「設定」→「配信」で、1つ目のサービスを登録する
2つ目以降は、OBSのプラグイン(マルチRTMP出力用)を追加するか、「出力」設定から複数の配信出力を個別に設定する必要があります。
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すべての出力先でビットレート・解像度が問題ないか、配信前に必ずテストする
回線の上り帯域は、配信数分のビットレートを合計した分だけ必要になります。

この方法のメリットは、追加の外部サービスに依存しないことです。デメリットは、配信数が増えるほどPCと回線への負荷が増える点です。1本あたり4,500kbpsの配信を2つ同時に送る場合、単純計算で合計9,000kbps分の上り帯域が必要になります。


方法2:中継サービス(Restream等)を使う

Restreamのような中継サービスを使うと、OBSからはその中継サービス1箇所にだけ配信し、サービス側が複数の配信サイトへ転送してくれます。PC・回線への負荷は1本分の配信と同じで済むため、回線やPCのスペックに不安がある場合に向いています。

  • メリット:PC・回線への負荷が1本分で済む、設定がシンプル
  • 注意点:無料プランでは同時配信先の数やビットレートに制限があることが多いため、利用前に各サービスの最新の料金・制限内容を確認する
  • 注意点:配信サイトによっては、サイマル配信(同時に他サイトへ配信すること)自体を利用規約で制限している場合があるため、各配信サイトの規約も事前に確認する

マルチ配信を始める前に確認したいこと

  • 自宅回線の上り速度が、複数配信分のビットレートに耐えられるか(ビットレートとは?も参照)
  • 各配信サイトの利用規約でサイマル配信が許可されているか
  • コメント欄が分散するため、どちらのコメントも見られる体制(複数画面、コメント集約ツールなど)を用意できるか

よくある質問

Q. 初心者はどちらの方法から始めるべきですか?

A. まずは1つの配信サイトに絞って配信に慣れることをおすすめします。マルチ配信は、回線・PC・コメント対応など管理する要素が増えるため、本編の配信運営に余裕が出てから検討するのが無理のない進め方です。

Q. マルチ配信をすると、それぞれのプラットフォームでの視聴者数は合算されますか?

A. いいえ、各プラットフォームは別々にカウントされます。アーカイブや収益化の扱いもサイトごとに独立しているため、それぞれの管理画面を確認する必要があります。

関連記事:Twitchのアフィリエイト条件・YouTubeの収益化条件(YPP)


まとめ

  • マルチ配信は「OBSから直接複数出力」か「中継サービス経由」の2通りで実現できる
  • 直接出力は外部サービス不要だが負荷が増え、中継サービスは負荷が軽いが規約・制限の確認が必要
  • 始める前に回線の上り帯域と、各配信サイトの規約を確認しておく
  • 配信サイトごとの特徴は配信サイトの選び方も参照

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